2018年の釣行回数は50回くらいという雰囲気で、ならすと大体毎週行っていた計算になりそうです。
1回の釣行を移動時間が往復で5時間、釣りをしている時間を5時間とすると、合計で500時間くらいは費やしたと考えられそうです。釣行以外にも平日の準備や勉強、翌日疲れてぐったりしていたことなども含めるのならもっと多くの時間を費やしと言えなくもなさそうです。 この年に最も自分が打ち込んだ趣味であることは間違いないでしょう。
そんな2018年の釣りを振り返ろうと思います。
これは2018年のベストショットです。
その前に、2017年の釣りはどうだったのか
10月頃に陸っぱりタチウオ狙いで人生初めてのルアーフィッシングに手を出した年でした。
それまで振り出しのパックロッドとアリビオでエサ釣りを中心にやっていたところから、2ピースのシーバスロッドと15レブロスを買いルアーフィッシングへ興味を移しつつあるといったところでした。
このブログもそのころ初めたのでした。
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暗黒時代(1月〜4月)
一般的にはオフシーズンといえる季節で、漫然と釣りをしていた時期でした。 2月に至っては釣りに行きませんでした。 しかしながら、このときに重要な伏線となる釣行が2つあったなあと思います。
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この釣行でシーバスを鍋にぶち込んで食べたところ、案外シーバスっておいしいじゃんとなったのでした。
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この季節でも釣りを楽しむ方法があるんだなーということと、スプーンを使ったルアーフィッシングの楽しさが印象的な釣行でした。
これらが後のシーバスフィッシングへのモチベーションへ繋がったと思います。
シーバス時代(5月〜8月)
今となっては直接的な原因が何だったのかは思い出せないのですが、ゴールデンウィークにシーバスを狙い始めたけど釣れなくて、悔しくて段々とヒートアップしていきました。 最初からルアーで釣りたいとは思っていたんですが、何も分かっていなかったのでネットで斜め読みした知識をもとに適当な小規模河口でサイレントアサシンを投げたりしていたことを覚えています(今思うとこの時期は既にバチパターンのシーズンで、かなり厳しい釣り方をしていました)。
このときに読んだ3冊の本の影響は絶大でした。
泉裕文シーバスノート―緻密なデータに裏づけられた驚異のメソッド (SALT WATER BOOKS)
- 作者: 泉裕文
- 出版社/メーカー: 地球丸
- 発売日: 2011/10/01
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- 作者: 泉裕文
- 出版社/メーカー: 地球丸
- 発売日: 2015/05/14
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この2冊はコアマンの人の著書ですね。実践的な内容が多いです。タチウオのときは何も考えずにルアーを投げていただけだったので、ここまで考えて釣りをしているのか!と非常に感銘を受けました。 この本の影響で台風翌日に何度か釣り場に行って、実際にはどうなのか確かめたりとかもしてました。
魚の行動習性を利用する 釣り入門―科学が明かした「水面下の生態」のすべて (ブルーバックス)
- 作者: 川村軍蔵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/20
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こちらはもう少しアカデミックな雰囲気の本ですね。魚の視力とか、側線の話などが印象に残っています。魚がどんな生き物なのかよく分かっていなかったので、とても勉強になりました。
そうこうしているうちにお気に入りとなるポイントを開拓し、なんとかしてシーバスをルアーで初キャッチできました。
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ヒットルアーはバチルアーじゃないんか〜いみたいな気持ちもありつつ、サイズは小さかったけどめっちゃうれしかったですね。立て続けに2尾釣れたのも良くて、単なる偶然じゃなかったということだと思っています。
ただ、その後はその釣り場のシーズンが終わってしまったこともあって続かなかったですね。 シーバスといえば川でしょ、とか思って新しいポイントを開拓しようとしたりもしましたが、あんまりうまくいかないまま今に至ってしまってますね。
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淀川はまた機会があれば再挑戦してみたいところです。
シーバスに関係ないところで他には、和歌山での釣りも非常にいい経験になりました。
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細かいことはエントリーに書いてますが、単純に、海が綺麗で魚影が濃くて人が少ない環境で釣りをするのがあんなに楽しいものとは思っていなかったですね。オオモンハタもおいしかったし、また行きたいなあ。
また、ケンサキイカ釣りが成立することも知りました。
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このあと小型のエギやスッテなんかは買ったんですが、シーズンがちょうど終わってしまったようで結局一度も使ってないです。2019年は1度くらいはやりたいっすね。
他には、色々と釣り関連の書籍を読んでいましたがその中でも以下の書籍は良かったです。
- 作者: 竹中由浩
- 出版社/メーカー: 竹中由浩
- 発売日: 2014/05/15
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自分には釣りの先生がいないのでうまくなりたかったら全方位へ向かって能動的に勉強する必要があって、釣具への理解がこの本で深まりました。
そんな感じで、釣り人ととしてのレベルが飛躍的に上がったのがこの時期でした。
タチウオ時代(9月〜11月)
もともとタチウオでルアーフィッシングに入ったこともあり、タチウオが釣れる季節になったら狙うつもりでいました。
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8月末に初タチウオを釣って、9月以降はタチウオ狙いになりました。 が、9月はタチウオを1本も釣ることができず、もっぱらジグサビキでの釣果が中心となりました。
10月になるとワーミングを覚えた影響もあってか比較的安定的にタチウオを釣れるようになりましたが、また11月になると和田防以降は釣れなくなってしまいました。 結局、振り返ってみるとタチウオはそんなに釣れてなかったなーという感じです。
タチウオ関連に限らず、印象に残っている釣行はいくつかあります。
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これは釣り場に行ったら隣でTV番組の生放送をやっていた回で、自分は釣れなかったのですが演者の人がちゃんとタチウオを釣っていて、やっぱり腕の差ってのはあるんだなーと思った次第です。
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適当にセットアッパーを投げていたらいいサイズのシーバスが釣れてしまった回ですね。このサイズのシーバスの引きの強さや、狙ってない魚を釣っても思ったほどは高揚感・充実感が無いこと、持ち帰ったあとのシーバスの処理の大変さなどが印象深かったです。
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このあたりは船を使って自分にとっては新しい釣りができたのが勉強になりました。 ボートシーバスは逆に簡単に釣れすぎた感もありましたが、シーバスはじめるなら本当はこっちから入っていくと上達は早そうですね。
他にも道具を壊されたり海に引き込まれたりもしましたが、あんまりいい思い出では無いので記事は貼らないでおきましょう……。
この時期はハイシーズンにも関わらず正直あんまりパッとしませんでしたが、釣りの幅を広げられた時期だったと思っています。
あと、思い返して気づいたのですが、ジグサビキでの釣果って全然印象に残ってないですね。人生初のサゴシまで釣ってたんですけどね。
アジング時代(12月)
タチウオはもうあかんなーとなっていたところで隣でアジングをしている人たちを見かけたことがきっかけで、アジングに入門したのがこの時期でした。つい最近ですね。
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アジングは同僚が挑戦してうまくいってなかったことや、漠然と繊細なお金のかかる釣りというイメージを持っていたこと、そもそもルアーで小物を釣って楽しいんか……?といった疑念などもあってあんまりやる気はなかったんですが、釣ってみるとかなり楽しくて短い期間ながらも試行錯誤をしていました。アジフライも研究のしがいがあって良かったですね。
偶然釣れたシーバスの件などと合わせて、自分にとってはサイズの大きな魚を漫然と釣るよりも、小物だろうと狙った魚(できればおいしい魚)を狙い通りに釣るような釣り方のほうが楽しいということが分かりました。
ただ、12月下旬になると寒波の影響なのかアジもかなり難しくなってしまって、2019年の釣り初めはどうすっかなーというところで止まってしまっています。 とりあえず、またアジが釣れるようになったらアジングやりたいですね。
というわけで、こんな1年でした。
2019年はこんな釣りがしたい
2018年に意義深かったと思う釣りを思い返すと、先ずは以下の条件が考えられます。
- 特定の魚種を狙って釣る or 大きく新しいことをする
- ボウズを避ける
また、正直釣りに行きすぎて釣り以外のことがあまりできなかったという罪の意識もあるので、以下のようなことも気をつけたいところです。
- 移動時間を無駄にしない
- Kindle本を読むのが良さそうだけど座れないことが多くてあんまり読む気になれないので、試しにフォントサイズを大きくしたKindle端末を使うようにしてみようかな
- 釣り場の近くに移住できれば色々と変わるんですが……
- 疲れを残さない
- 電車で座れないことが多いので、せめて釣り場では片膝立ちなどを駆使して疲れないようにしたい
- 釣りの途中で長めの休憩を挟むようにするとか、そもそも釣りの時間を短くするのも良さそう(経験上、ダラダラと長時間釣っていてもいい結果に結びついたことが殆ど無いので。3〜4時間くらいやれば十分)
- 生活リズムを崩さない
- 遅くとも1時には寝付けるようなスケジュールで動きたいですね……
- 釣具の清掃とか翌日に持ち越せることは持ち越してしまう
- 魚を釣り場で捌いておいてしまうのも有効
- 無理に釣りに行かない
- 特にオフシーズンは釣れないし寒いしで苦行感が強いので、最低でも釣る自信は無いと心が折れて辛いだけですね
さしあたって2019年の1月〜4月はメバリングかエリアトラウトか、はたまた船釣りかってところですかねー。
そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。