(2019/11/29 13:52追記: 18フリームスにこの記事で使ったベアリングとシムをそのまま移植しました。調べてみた感じでも、同様の部品が使えるようです。)
タイトルの通りですがブッシュから交換しました。 1000円くらいで2つのリール分の部品を購入できました。 交換することにした特に深い理由は無いんですが、メバリングのような超軽量リグに使うようなリールの場合はラインローラーがベアリングの方がトラブルが少なさそうだなと思ったというくらいです。
基本的にはこのサイト通りで問題ありませんでした。 レブロス以外にも、
【できる】 12レガリス 14エクセラー 15レブロス 【できるであろう】 15フリームス フリームスKIX 旧フリームス 09カルディア カルディアKIX レブロスMX 旧レガリス
あたりがこの方法でラインローラーをベアリング化できるようですね。
ドライバーについてはネジ山をなめるのが不安なら新しく買ってもいいですが、ちゃんと押し込みながら回せばそんなに気を使わなくても良い気がします。
ベアリングへの注油、あるいは脱脂などは必要性を感じなかったのでやっていません。 気になる場合はきちんと調査の上で適切な作業をしても良いでしょう。 それなりに専門的な知識が必要な気がしています。
交換パーツは以下のサイトで買いました。
当初は1セットのみ購入するつもりだったのですが、送料を考えると一気に買ってしまった方が得だったので2セット分買ってしまいました。
交換作業自体もすぐに終わります。 ネジを強めに締め込むと回らなくなることもありましたが、シムワッシャーの数は結局変えずに何度か締め直していたら問題ありませんでした……これはもしかしたら自分が何か作業ミスをしているかも。 念の為きちんと回っているかは確認するべきでしょう。
交換前のブッシュと比べてどれくらい変わったのかというと……良くなった気はしますが、ブッシュで大きな問題も無いような気がしますね。この辺りは使い込まないとわからなさそうです。
こういった市販品もあるので、心配ならこちらを試してみても良いかも知れません。 個人的な感覚では、5000円のリールに1500円の改造をする気にはなれませんでしたが……。
- 作者: 竹中由浩
- 出版社/メーカー: 竹中由浩
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: Kindle版
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部品を手に入れたあとにこの本を読んでいたら、ベアリングに関するメーカーの見解が記述されていました。
2 大 メーカー に 聞い た ところ、 シマノ は「 効率 を 上げる 上 で ピニオンギア、 ドライブ ギア、 ライン ローラー への ベアリング が 重要。 ただし ドライブ ギア 右 の ベアリング は 効率 に対する 貢献 率 が 高く ない ため、 仕様 や 用途 に 応じ て 巻き の 感性 を 高める ハンドル ノブ に 優先的 に ベアリング を 入れ て いる もの も ある」、 ダイワ は、「 回転 負荷 の 寄与 率 により、 ピニオン、 ドライブ、 メイン シャフト、 オシュレート、 ハンドル ノブ、 ライン ローラー、 などの 順 と し て いる」 との こと だっ た。
ライン ローラー の ベアリング も 両社 の 見方 に 差 が ある よう だ。 ダイワ は「 ライン ローラー の ベアリング は 糸 ヨレ には 特に 関係 が ない」 と いい、 いっぽう シマノ は「 ヨ レ 取り の 意味 も ある」 と いう。
ということなので、ダイワのリールにおいてはラインローラーのベアリング化はあまり優先度が高くないのかも知れませんね。 とはいえラインローラーのベアリング化はかなり手軽にできるので、気になるなら一度試してみるのも良いでしょう。
レブロスはかなり気に入っているリールなんですが、ルアーフィッシングをやっているとハンドルのガタツキが気になります。 ただハンドル部は気軽に改造できる余地がかなり少なさそうなので、どうせならねじ込み式のリールを買ったほうが良いのかなという気もしています。 ステラやヴァンキッシュを触ったときにあまりに回転のシルキーさに感動したので、どうしても我慢できなくなったら購入を検討しても良いかも知れませんね。
2018/07/22追記
その後実際の釣行で使用してみたところ、期待以上に使用感がなめらかになっていました。若干ベアリングのシュルシュルといった回転音が気になりますが、それくらいです。使っていて、より釣りに没入できて気分が良いです。
頻繁に糸を巻くルアーフィッシングなら恩恵は大きいと思います。 エサ釣りなら僕は必要ないかな。 1台あたり500円というコストを考えると、おすすめ。
使い続けて、また気になる点など出てきたら追記しようと思います。