過去のエントリーで色々と試行錯誤したところ個人的にはこれがベストだろうというつくり方が見えてきたので、備忘録も兼ねて改めてこのエントリーにつくり方をまとめておこうと思います(よく分からなければ後述の参考記事もご覧ください)。
- ステップ-1: 鬼爪など既製品を使ってみる、1本は見本に残しておく
- 既製品を使ってちゃんと使用感などを確認しておきましょう(既製品の使用感が気に入らなければ自作しても気に入らない可能性は高いと思うし、自作したときの完成度を比較する対象にもなるので)
がまかつ(Gamakatsu) アシストフック サポートフック鬼爪 S 5本 67804
- 出版社/メーカー: がまかつ(Gamakatsu)
- メディア: スポーツ用品
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- 既製品を使ってちゃんと使用感などを確認しておきましょう(既製品の使用感が気に入らなければ自作しても気に入らない可能性は高いと思うし、自作したときの完成度を比較する対象にもなるので)
- ステップ0: アシストフックにする一本針を用意する
- ハリスは0.8号が良いです
- これより細いと何度も使ってるうちに変な癖が付きやすい
- これより太いとハリスが硬くて結び目などの具合によってはあらぬ方向へ向きがち
- 針は好みのもので良いと思いますが、僕は主にアジングで使うのでなんとなく
金袖針の5号チンタメバル6号(だとちょっと大きいので鬼爪Sサイズ相当なら5号が良いかも)をチョイスしています- 本家の鬼爪を見るにチンタメバル針とかの方が良いのかも知れません
- ささめ針だと釣具屋では130円くらいで買えるので、まずはこれで練習するのが良いと思います
- ハリスは0.8号が良いです
ステップ1: 針とジグヘッドまでの距離を決めて、止め結びなどでストッパーとなるコブをつくっておくこの手順をやるとステップ3が発生して、ステップ3でスリップノットをキツく締め込むことになる結果スリップノットをハリスが通るときに強い糸よれができてしまうことに気づいたので、不要な気がしてきました- 自分の場合はワームをさしたジグヘッドと並べて、どれくらいの距離にしようか適当に決めてやっています
- ステップ2: スリップノットで結ぶ。
このとき、結び目とコブの位置に注意する- (上側の濃い緑の方が針側)
- この位置関係にすると、コブでちゃんと止まるようになる
ステップ3: ジグヘッドにセットして軽く締め込み、ストッパーとなるコブまでスリップノットを滑らせる。そうするとコブとスリップノットの間にハリスが余るはず。このまま、針を爪などで持って固定し、針でない方のハリスを引っ張って締め込んでいくと余ったハリスが無くなっていくのでできる限り余りを無くす- ステップ4: 最後に、針でない方のハリスを止め結びなどで結んで引っ張るときに便利なコブをつくっておく。余ったハリスはカットして完成!
参考記事
ストッパーとなるコブをつくるアイディアはこちらから拝借しています。 ストッパーも不要という気がしてきました。
ただ、上記記事のやり方だと自分がなにか勘違いしてるのか、変な糸よれができてしまってイマイチでした。
スリップノットをつかうやり方はこちらから拝借しています。スリップノットだと先述のような変な糸よれはできませんでした。
ハリスと耳付き針の結束
結び方をミスっているとハリスがダメになってしまうことがあるんですが(自分は不器用なので何度もやらかしてます)、そのときは余ったハリスと針を内掛け結びで結束することで復活させることができました。
5号の袖針なんか結べるか!って最初は思ってたんですが、動画を見ながら何度か練習していると結べるようになりました!
実はこれまで耳付き針にハリスを結んだことってなかったのですが、これでまた1つできることの幅が広がりました。
上記の動画では触れられてない注意点も載っているので見ておくと良さそう。
ハリスの糸よれ
何度か使っていて気づいたんですが、自作アシストフックも本家鬼爪も装着時にスリップノット相当部分をハリスが通過することで糸よれができてしまってますね。スリップノット相当部分の穴を大きめにしておくことである程度緩和できますが、完全にゼロにすることはできませんでした。
これだと厳密には魚の口の中に入らない気がするので気になります。本家鬼爪でも発生しているということはノットの工夫などではどうにもならないのだと思われます(ユニノットとかも試してみましたがダメでした。ちなみに鬼爪のハリスを触っていた感じなんだか艶があるので、ハリスはもしかしたらフロロじゃなくてナイロンを使っているのかも知れない……未検証です)。
PEでアシストフックをつくると糸よれは解消できるんですが、今度は糸の張りが無いので重力に負けて曲がってしまうという問題もあります。水中なら大きくは問題ない気もしますが、本家鬼爪が採用してないということは何らかの問題があるのではないかと睨んでいます。
現実的には装着後に爪で擦って糸よれを軽減してあげるくらいかなという気がしています。シビアにやるならワームに刺しても良いと思うんですが、どう考えても動きは悪くなるのでなんかそれも違う気がします(鬼爪のマニュアルにもそんな記載はないし)。
この辺りは良く分からない闇が広がってそうでアシストフック自体にさほどこだわりたいわけではないので、自分は基本的には本家鬼爪に準拠しようと思っています。